図3 地層処分の概念と地下水の影響など考慮すべき天然現象
(‘第2次取りまとめ’
(2)
を参考に作図)
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地層処分では,“人工バリア”と“天然バリア”からなる“多重バリアシステム”によって,たとえガラス固化体の放射能が漏れ出したとしても,人間の生活圏に影響を及ぼさないようにするとされている.人工バリアはガラス固化体から地下水へ放射性核種が溶け出すのを防ぎ,天然バリアは地下水に溶けた放射性核種の移動を抑えることが期待されている.“適切な処分地選定”によって,重大な地質活動の影響を避けるという.